シム・ソンヒ作家の個展「ハムムッハダな日常」がギャレリティ東炭店で開催
シム・ソンヒ作家の個展「ハムムッハダな日常」がギャレリティ東炭店で開催。建築士としての視点と日常の断片を融合させた作品群を通じ、日々の安らぎを伝えます。

| NBNTV=チュ・ヒョヌン記者 | シム・ソンヒ作家の個展「ハムムッハダな日常」が、10日から31日までギャレリティ東炭店本館で開催される。
本展は、去る5月にギャレリティ東炭店新館で開催された個展「日常の美学」に続く展示だ。
展示タイトルに使用された「ハムムッハダ」とは、心が非常に満ち足り、充足している状態を意味する。シム作家は、繰り返される日常の中で接する場面や事物をキャンバスに移しながら、その中に残る記憶と感情を表現した。
作品からは、作家が建築士および空間デザイナーとして活動しながら積み重ねてきた経験も見て取れる。建物の正面や窓、壁、階段などの建築的要素を画面の基本構造として用い、その上に点や線、繰り返しの筆致を加える手法をとっている。
洗濯物や梯子、窓は、作品に継続して登場するモチーフだ。作家は洗濯物に一日の痕跡と心の状態を、梯子には現実と理想の間の移動を込めた。窓は、慣れ親しんだ空間から外を眺める視線を表現する装置として用いられている。
展示期間中の15日午後3時には、作家自らが作品を解説するドキュメントプログラムも実施される。作品に登場する事物の意味や、建築的な視点を絵画に応用した過程などを観覧客に説明する予定だ。
チョ・スヨン・ギャレリティ・キュレーターは「今回の展示は、シム作家が長年探求してきた日常の風景を、『ハムムッハダ』という感情の言葉で再び見つめ直す場です」とし、「作品の中の家や窓、洗濯物、梯子は、単なる生活の場面を超え、私たちが日々を生き抜き、記憶する方法、そしてその中で見出す小さな安らぎと慰めを示しています」と述べた。