ロッテシネマ、夏の新メニューで劇場の楽しみを拡大
ロッテシネマが2026年夏、スイカジュースやミルクカップピンス、シャーベット、タッカンジョンなどの新メニューを投入。多様化する観客の好みと鑑賞スタイルに応え、劇場での飲食体験と選ぶ楽しさをさらに広げる。
ロッテシネマが新たに披露した2026年夏シーズンの新メニュー。(写真提供=ロッテシネマ)

内外経済TV=キム・ミンホ。ロッテシネマは今夏、映画館を訪れる観客に向け、暑さを和らげるひんやりとしたデザートから食べ応えのあるスナックまで、多彩な夏季限定の新メニューを一挙に発売する。夏らしい味わいだけでなく、観客が自分の好みや鑑賞スタイルに合わせて選べる幅広い構成を打ち出した。
ロッテシネマは30日、近年目に見えて変化している映画館の風景に合わせ、スイカジュース、ミルクカップピンス、シャーベット、メキシカナのタッカンジョンなど、好みに応じて楽しめるさまざまな夏の新メニューを提供すると発表した。冷たいデザートとボリューム感のあるスナックをそろえ、夏の映画館で楽しめる飲食の選択肢を広げる。
すでに映画館では、定番のポップコーンや炭酸飲料の枠を越え、ピンス、アイスクリーム、スイカジュース、タッカンジョンなど、多様なメニューが観客に新しい楽しみを提供する存在として定着しつつある。画一的な組み合わせではなく、一人ひとりの嗜好を反映できるメニューが求められるようになり、映画館での飲食そのものも観覧体験を形づくる要素へと広がっている。
こうした変化を受け、ロッテシネマは細分化する顧客の好みとライフスタイルを積極的に反映しながら、フード&ビバレッジのラインアップを継続的に拡充している。今回の新商品も、異なる味や形態の商品を組み合わせることで、観客がその日の気分に合うメニューを選べるようにしたものだ。
本格的な夏の繁忙期を見据えて企画された新メニューは、厳しい暑さを和らげる季節テーマを中心に構成された。さっぱりと楽しめる飲み物から冷たいデザート、映画と一緒に味わえるスナックまでを用意し、これまで以上に選択の幅を広げている。
まず、暑さを避けて「クッカンス」に訪れた観客のために、果物本来の味わいをそのまま生かしたスイカジュースを発売する。シャーベットはアップルマンゴーとシャインマスカットの2種類をそろえ、好みの果物の風味を選べるようにした。いずれも夏の暑さの中で涼しさを感じられる季節メニューとして構成されている。
さらに、夏ならではの味としてミルクカップピンスも用意した。ソフトクリームはキャラメルポップコーンとヌテラチョコの2種類で、一部の映画館に限って販売する。スイカジュースやシャーベットと合わせ、飲み物、氷菓、アイスクリームを網羅する夏のデザートラインアップを完成させた。
映画を見ながら楽しめる、食べ応えのあるスナックもそろえた。甘いチョコレートシーズニングをまとわせた「チョコタン・ポップコーン」は、その名の通り「チョコに乗ったポップコーン」という発想を生かした商品で、ロッテシネマ・ワールドタワーだけで限定販売する。定番のポップコーンに甘い味わいを加えた、同館限定の選択肢となる。
圧倒的な大きさによって、複数人で一緒に楽しむ面白さを加えた「SUPER Lポップコーン」も発売を控えている。さらに、チキンブランドのメキシカナチキンと協力して提供するタッカンジョンもラインアップに加わる。味は甘辛味とガーリック味の2種類で、観客が映画館でも親しみやすく後を引く味を楽しめるようにした。冷たいデザートだけでなく、しっかり味わえるスナックを加えることで、夏季メニュー全体の幅を持たせている。
今回の夏の新メニュー投入は、単に商品数を増やすことだけを目的としているわけではない。顧客ごとに異なる好みや映画の楽しみ方を考慮し、映画館で過ごす体験そのものを多様にするための試みだ。観客が決められた組み合わせに合わせるのではなく、自分の嗜好に合う商品を選択できる構成を目指した。
一人で映画を楽しむ観客はもちろん、友人同士やカップル、家族で訪れる顧客まで、それぞれに合ったメニューを選べるよう企画されている。個人向けの冷たいデザートから、一緒に楽しめる大きなポップコーン、食べ応えのあるタッカンジョンまで、異なる鑑賞スタイルに対応する商品を一つのラインアップにまとめた。
ロッテシネマは最近、季節とトレンドを反映したシーズンメニューを相次いで公開し、映画館のフード&ビバレッジに新たな基準をつくろうとしている。季節ごとのテーマをメニューに取り入れ、観客の変化する嗜好を反映する取り組みを重ねることで、飲食を映画館での楽しみを構成する重要な要素へと発展させている。
映画館は現在、映画だけを見る場所にとどまらず、ライブビューイング、コンサート、スタンドアップコメディ、イマーシブ公演など、さまざまなコンテンツを楽しめる空間へと進化している。ロッテシネマは、こうした変化に合わせ、フード&ビバレッジについても観客の体験を完成させるもう一つの中核的なコンテンツとして拡大していく計画だ。
ロッテシネマの関係者は「今後もシーズンごとのテーマメニューを継続的に投入し、映画館だからこそ可能な文化体験を強化していく計画だ」と述べた。さらに「トレンドを素早く取り入れ、『F&Bのホットプレイス』へと進化していきたい」と語った。