Jarvis、CNT冷陰極を採用した携帯型X線装置を公開。医療・NDT分野への活用に期待
X線検査装置メーカーのJarvisが、炭素ナノチューブ(CNT)技術を搭載した携帯型動画X線装置の試作品を「第22回江原医療機器展示会(GMES 2026)」で公開します。医療や非破壊検査(NDT)の新たな検査手法として期待されます。
| NBNTV=チュ・ヒョンウン記者 | X線検査装置メーカーのJarvisは、炭素ナノチューブ(CNT)技術を適用した携帯型動画X線装置の試作品を公開する。

Jarvisは、来る3日に開幕する「第22回江原医療機器展示会(GMES 2026)」において、CNTベースのポータブル動画X線装置の試作品を披露する。試作品に搭載されたCNT X線発生装置は、最大管電圧150kV、管電流3mAの出力仕様を備えている。
同製品には、常温で電界放出(Field Emission)方式により電子を放出するCNT冷陰極技術が適用されている。
フィラメントを加熱する従来の熱陰極方式とは異なり、別途の予熱プロセスなしで動作し、電圧を利用してX線の発生を迅速に制御できる。フィラメントを使用しないため、小型・軽量化が可能な構造であると同社は説明した。
また、マイクロ秒単位のパルス制御技術も適用されている。Jarvisの装置は動いている被写体の撮影が可能で、医療分野では心拍や関節の動きなどの観察に、産業用非破壊検査(NDT)では移動中の製品検査などに活用できる。
同社は、既存の産業用X線検査装置事業で培った技術を基盤に、CNT技術の適用分野を医療とNDTへと拡大していく計画だ。
Jarvisの関係者は「今回のGMES 2026は、CNTベースの携帯型リアルタイム透視X線技術を披露する場となる」とし、「マイクロ秒単位のパルス制御によって動きを止めて捉える技術は、医療と産業現場の両方において新しい検査方式を切り拓くものと期待している」と述べた。
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