原曲の再解釈から新曲まで、ONE PACTがKCON LAを魅了
ONE PACTがKCON LA 2026のTOYOTA MUSIC DEN STAGEに登場。「SANE」やSHINee楽曲の再解釈、個性豊かなステージを通じ、多彩な音楽性と力強い掌握力でロサンゼルスの観客を魅了した。
グループONE PACTが、米ロサンゼルスのファンを前に、他にはないステージ掌握力を証明した。大規模な舞台に立ったメンバーは、自分たちならではのエネルギーと表現力を発揮し、現地の観客を引き込んだ。

KCON LA 2026のTOYOTA MUSIC DEN STAGEで披露された今回のショーケースは、ONE PACTが持つ多彩な音楽的スペクトラムを確かめられる機会となった。楽曲ごとに異なる色彩を見せながら、一つの公演として密度の高いステージを作り上げた。
公演の幕を開けたのは「SANE」だった。ONE PACTは冒頭から持ち味であるエネルギーを惜しみなく注ぎ込み、会場の空気を一気に盛り上げた。ショーケースの始まりにふさわしい力強いパフォーマンスで、観客の視線をステージへと集めた。
続くステージでは、原曲が持つ個性を大切にしながら、ONE PACT独自の色を加えたパフォーマンスが展開された。原曲の魅力を損なうことなく、自分たちの呼吸と表現に置き換えてみせたことが、現地の観客を引きつけた。
SHINee楽曲の再解釈で示した音楽的スペクトラム
今回の公演で特に注目を集めたのは、SHINeeの「ヌナン・ノム・イェッポ(Replay)」のステージだった。原曲が備える魅力をONE PACTならではのスタイルで再構成し、単なる再現にはとどまらない、自分たちの表現として披露した。
この再解釈は、ONE PACTの従来のファンだけでなく、K-POPのクラシックな魅力を期待していたロサンゼルスの観客にも深い印象を残した。先輩アーティストの楽曲を自分たちなりの呼吸で消化していく過程からは、メンバーが培ってきた確かな基礎力も伝わった。
続く「DESERVED」と「100!」では、強烈なパフォーマンスが際立った。ONE PACTは楽曲の流れに合わせて変化する振り付けと表情の演技を通じ、ステージ上での没入感をさらに高めた。
メンバーは動きを見せるだけでなく、それぞれの楽曲が持つメッセージを身ぶりによって伝えた。その姿は、ONE PACTがこの舞台のために積み重ねてきた準備の時間が、決して短いものではなかったことを物語っていた。
現地ファンを魅了したエネルギーとステージ構成
公演の中盤以降は、「U so hot」「YES, NO, MAYBE」「チョッケッタ」と続く構成で、観客の熱気を途切れさせなかった。雰囲気の異なる楽曲を次々と披露しながら、ONE PACTはステージ上を自由に動き、各曲の個性を鮮明に表現した。
楽曲のムードに応じて変化するステージ演出も、公演の流れに豊かな起伏を与えた。一曲ごとに異なる空気を作り出すことで、ONE PACTが一つのスタイルに限定されない幅広い表現力を持つことを示した。
メンバー同士の有機的な呼吸も、ショーケースの完成度を高める重要な要素となった。それぞれの表現が一つのステージとして調和し、力強いエネルギーを保ちながらも、楽曲ごとの違いが伝わる構成を完成させた。
KCON LAという大きな舞台で、ONE PACTは自分たちの音楽を世界の観客に強く印象づけた。現地ファンの前で直接パフォーマンスを届けたことにより、グループが備える音楽的な力量とステージマナーも明確に伝わった。
今回のショーケースは、ONE PACTの現在の実力をグローバルファンに示す場となった。同時に、原曲の再解釈からそれぞれ異なる魅力を持つ楽曲までを一つの舞台で見せたことで、今後の活動に対する期待をさらに高める契機となった。