「足りない自分とも仲良くしたい」IUが明かす「イ・ジウン」と「IU」の間
歌手IUが、自身の音楽の転換期や自己肯定に至るまでの過程を告白。tvN『You Quiz on the Block』で語った、25歳の心境や名曲『夜の手紙』に込めた愛の定義、そして未来への願いを伝えます。
歌手のIUが、自身の音楽的な転換点となった時期と、自分自身を肯定できるようになった過程を淡々と語った。

最近公開されたtvNのバラエティ番組『You Quiz on the Block』の映像によると、IUは出演者との対話を通じて、自身の音楽世界と人生を貫く価値観を共有した。特に25歳の頃の記録を収めたアルバム『Palette』に触れ、当時自分自身を受け入れられるようになった心境を明かした。
「足りないままの自分と仲良くしたい」…25歳で見つけた自己肯定
IUは自身の音楽制作のスタイルやテーマについて、「年齢は毎年変わり、その年齢ごとに自分も変わるため、それを記録に残しておけば後で聴いた時に面白いだろうと思った」と説明した。特にアルバム『Palette』について言及し、過去の自分に対して感じていた自己嫌悪から脱却し、自分を肯定できるようになった時期として25歳を挙げた。
IUは当時の気持ちを「もう自分にこれ以上失望することもないし、自分自身に驚いたり新しい発見があったりすることもない」と表現した。続けて「足りない部分は足りないまま、良い点は良い点として、自分自身と仲良くしたいという気持ちを持った」と語り、歌詞の中にある「自分を少し分かった気がする」というフレーズに込められた意味を伝えた。彼女は幼い頃、成果に関わらず自分自身を愛らしく感じられない時期があったことを告白した。
不眠症が生んだ告白、『夜の手紙』に込められた愛の定義
音楽制作の過程で経験した個人的なエピソードも明かされた。IUは楽曲『夜の手紙』の制作背景について、「眠れない夜に、愛する人に最も真実味のある告白ができる方法は何だろうかと悩んだ」と語った。
長年の不眠症を経験してきたIUは、「眠れない状態での『おやすみ』という言葉は、最も純情を込めた告白」だと説明した。彼女は「誰かと一緒にいて先に眠ってしまうと寂しさを感じるような器の小さな気持ちになることもあるけれど、本当に愛する人であれば、自分に関係なくその人が本当にぐっすり眠ってほしいという気持ちになる。それが愛だと思う」と、楽曲に込められた真心を付け加えた。
「心で記憶されたい」…IUが夢見る未来
IUは、アーティストとしての「IU」の人生と、個人としての「イ・ジウン」の人生のバランスについても語った。彼女は「IUとして活動する時は仕事を完璧にこなそうと努力するけれど、イ・ジウンとしては仕事を一生懸命やりすぎて自分をケアできず、健康を損なうこともあった」と述べ、30代に入り、自分をいたわり余裕を持つ方法を学んでいると語った。過去にエネルギーを使いすぎてしまい、関節や骨密度、免疫力などが年齢のわりに良くない点に触れ、今はエネルギーを節約して使うべきだと実感していると付け加えた。
今後の活動や未来に関する質問には、率直な答えが続いた。2010年の雑誌のインタビューで「良い音楽で人々が安らげるような公演をする大衆歌手になりたい」と答えていたIUは、現在その約束を守るために公演を続けていると明かした。39歳の未来については「もっと細部までこだわって仕事をしていると思う」と述べ、仕事をする際に少し厳格でこだわりが強くなる自身の性格に言及した。
最後に、将来どのような曲で記憶されたいかについて、「悔いなくこの世を去った時、私の代表曲として『心』という曲が残っていればいい」と語った。IUは「このこの曲は私の最も良い部分だけを切り取って作った自作曲」とし、自身の最も善い姿が込められた歌として記憶されたいという願いを伝えた。

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